大阪本社
大阪本社 過去ログ
本日は、東大阪市消防局の隊員の方々にお越し頂き、心肺蘇生法・AEDの使用方法・気道異物(窒息)の対処を実習致しました(一次救命処置)。
突然死に襲われる人は、年間約4万人にものぼるそうです。倒れてから救急車が到着するまでの「空白の6分間」に救命処置が出来れば、救命率は2~3倍も上昇し、社会復帰の可能性も高くなるという事を知りました。

今年(2009年)の東京マラソンで、松村邦洋さんが一時心肺停止状態になったことは大きく報じられましたが、この場合はAEDを持った大会スタッフがすぐに駆けつけ、早急に救急処置を行った為 無事に助ける事ができました。
現在AEDは、医療施設・学校・スポーツ施設などいろんな所に置かれていますが、倒れた人のすぐ近くにいつもAEDがあるとは限りません。
松村さんのケースとは違い、すぐにAEDが到着しない場合は、ただちに胸骨圧迫や人工呼吸での救急措置を始め、AEDの到着を待たなければなりません。
実習していてわかりましたが、胸骨圧迫は見た目以上に疲れます。1人だけで5分も10分も続けられるものではありませんでした。ですので、誰かが救命処置を行っていたとしても、交代要員として積極的に参加する事が大切だという事を痛感しました。
心肺停止が先行した場合は3分、呼吸停止が先行した場合は10分を経過すると死亡率が50%を超えるそうです。倒れている人に遭遇した場合は、ためらわずに「勇気」を出して、救命処置に加われるよう、真剣に取り組みました。
一般の人が行う一次救命処置の手順(成人の場合)

※乳幼児にAEDは使用できない
救命処置について、隊員さんにお聞きしました!
| 質問 | 「電気ショックの必要がない」時ってどのような時ですか? また、その時はどう対処すれば良いのでしょうか? |
| お答え | 心臓のリズムが正常に戻った場合と、電気ショックでは回復しない状態を解析した場合との二通りがあります。 どちらの場合も、AEDはつけたままで心肺蘇生を続けて下さい。 また、倒れている人が息を吹き返した後でも、再発する場合があるので、できれば救急隊到着まで取り外さない方が良いでしょう。 |
| 質問 | 救命処置に失敗した場合(胸部の骨折や服・持ち物の破損など)、責任に問われないですか? |
| お答え | 今までに、そういった事はありません。 善意で行った行為ですから・・・。責任を問われならば誰もがやりたがらないでしょう。 ですので、心配せずに勇気を出して救命処置に参加して下さい。 |
| かえって症状が悪化してしまった時、法的責任を問われますか?(総務省消防庁) |
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| 質問 | 人工呼吸なしで、胸骨圧迫だけでも効果があるのはなぜですか? |
| お答え | 心停止直後は、肺や血液中にある程度の酸素が残存しています。胸骨を圧迫して心臓を強制的に動かす事により、血液を流して残っていた肺の酸素を送り出し、脳死などを防ぐ事が出来ます。しかし窒息や溺れたりした時など、低酸素が原因での心停止の場合は人口呼吸+胸骨圧迫の方が効果的です。 |
| 質問 | のどにお餅を詰まらせた時、掃除機を使ったら良いと聞いた事があるのですが? |
| お答え | 誤飲物などを掃除機で吸引するのは、医療行為とされています。医師・看護士・家族以外が行なうのは違法となりますので、第3者にはハイムリック法で対処して下さい。 |
| 質問 | ハイムリック方を用いてもうまくいかず、死にそうになっている人がいても掃除機を使ってはダメなのですか? |
| お答え | あくまでも違法行為とされていますので、第3者にはしない方が良いと指導しています。掃除機による吸引は、不潔なノズルから感染したり、口腔内粘膜を傷つけたり、吸引力が強いために呼吸抑制を起こすなどのリスクがあります。 |
| 家庭用の吸引ノズルが通販で販売されています。掃除機の先にはめて使用するもので、使用方法に気をつければ誰にでも使えます。価格もお手頃です。 「掃除機用吸引ノズル」などで検索してみて下さい。 |
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| 質問 | 止血方法を教えて下さい |
| お答え | 出血箇所より心臓に近い動脈部分を、きつく縛って血をとめると、 縛ったところから先まで、全部に血が通わなくなってしまうので大変危険です。 隊員が止血をする場合は、縛ったままにせず少し緩めたりもします。 普通救命講習では、直接圧迫止血法を指導しています。 出血部分は出来るだけ高い位置に保ち、清潔なガーゼやハンカチ、タオルなどを傷口に直接あてます。その上から束ねたガーゼや手などで圧迫して止血し、救急車の到着を待って下さい。ガーゼなどに血がにじんできた場合は、ガーゼを交換せずに上から新しいガーゼを乗せて下さい。手当の際は感染防止のため、くれぐれも血液に直接触れないようにして下さい。 |
実習を終えて・・・

普通救命講習は全国各地の消防署で無料で受ける事が出来ます。
土曜日や日曜日の講習もあるので、お休みにあわせて受講してみてはいかがでしょうか。
東大阪市の消防署では月に1回、 3時間、無料
心肺蘇生法・止血法・AEDの使用方法
■普通救命講習会(東大阪市消防局のホームページ)
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大阪市では、市内の各消防署や阿倍野防災センタイーにて月19回程の講習会を実施。
AEDの使い方を含む心肺蘇生法
午前:10時00分~12時30分
午後:14時00分~16時30分
夜間:18時30分~21時00分
■大阪市普通救命講習会のご案内と日程(大阪市のホームページ)
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■大東市 普通救命講習(AED講習)情報(大東市ウェブサイト)
■茨木市 普通救命講習1(茨木市公式ウェブサイトのトップページ)
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■堺市 救命講習(堺市消防局のホームページ)
■守口市 市民救命士講習(守口市門真市消防組合)
▼救命救急とAEDの操作方法(政府広報オンライン)

