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大阪本社

2010年4月3日(土) 安全運転講習会を実施致しました

大阪 過去ログ

本日は、近畿交通共済共同組合 事故安全対策部の矢木俊雄様にお越し頂き、安全運転講習会を実施致しました。
交通安全教育に関するビデオを見た後、事故防止対策の講義および安全運転適性テストを受けました。2時間半という短い時間でしたが、安全運転について改めて考え、身の引き締まる思いをしました。

ドライバー向け交通安全教育ビデオ
安全運転講習会のビデオを見ている様子

今回は「私の人生を返せ」というタイトルのビデオをみました。交通事故で脳に重い後遺症を負ってしまった被害者と、その家族のドキュメントでした。

加害者は、事故後の被害者がどのような生活を強いられているかということは余り知らないケースが多い中、 一瞬にして体の自由を奪われた被害者と家族の悲しみや苦しみは、想像を絶する悲惨なものでした。「もし、自分の家族がこんなことになってしまったら」と思うと、思わず目をそむけたくなるシーンもありました。

ドライバーは「人の心臓を持って運転」している

「人の心臓を持って運転しているということを、いつも考えながら運転して欲しい…」という、被害者の父親の言葉が、強く脳裏に残りました。このビデオを通してわたしたちは、『車を運転することの責任』を改めて考えさせられました。


事故防止対策についての講義
安全運転講習会の様子本社にて

死亡事故の半数近くはご高齢者

近年、高齢化社会現象により、ご高齢者の死亡事故が多くなっているそうです。いつかは誰もが高齢者となりますが、若いうちは、高齢者の気持ちはわかりにくいものです。

クラクションにびっくりして転倒し、ケガをしてしまっても交通事故になるそうです。ご高齢者の行動特徴を良く理解し、思いやりと譲る気持ちで運転するよう、心がける事が大切だと思いました。

■ご高齢者の行動特徴まとめ

  1. 目、耳の機能低下により車に気づくのが遅い
  2. 思ったように体がついて来ない
  3. 思い込みがきつい傾向がある
  4. 免許証を持っていない方が多く、交通ルールについての知識が乏しい方が多い
  5. 「車が譲ってくれる」と思っている事が多い


子供は「痛い」と思った経験が少ない?

また、子供は「痛いと思った経験が少ない」ため、大人には考えられないような大胆な行動をとるといったお話がありました。そう思えば小さい頃、「運転手さんは大人なんだし、子供の事ちゃんと見てるから大丈夫!」だなんて思ってました。今、考えてみると、トラックは死角だらけです。小さい子供が回り込んでいても気づかないこともあるのでは…。あの時、運転手さんには見えてなかったんじゃないかと思うとゾっとします。

車を降りて周りを目で確認したり、小さい子供がいたら、危ないから近寄らないでねと声をかけるなど、どれだけ悪天候であっても、それを実行することはとても大切なことだと改めて感じました。

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事故原因の75%は『認知ミス』

運転は、認知⇒判断⇒操作を繰り返しています。事故につながる原因のミスは、認知ミスが75%、判断ミスが20%、操作ミスが5%。認知ミスを引き起こす原因として最も多いのは、「思い込み」や「決めつけ」によるものだそうです。

「思い込み運転」に陥る背景
  1. 過去の経験によるもの
    (以前に走った時は、危険に遭遇しなかった)
  2. 時間からくるもの
    (早朝・深夜には、自転車や歩行者はいないだろう、走っているのは自分だけ)
  3. 自分の価値観によるもの
    (交差点の信号が黄色に変わった瞬間、前の車はそのまま突っ切ると思い込み、スピードを緩めずに進む)
  4. 急ぎの心理からくるもの
    (急いでいる時は、相手が道を譲ってくれるだろうとか、譲らないぞと思う)
  5. 確認することを面倒がる
    (後退の際、悪天候のため安全確認を邪魔くさがる)
  6. 他車に追従している時
    (青で発進する時、前にいる車も発進するだろう思い込む)
  7. めったに車が通らない交差点なので、1台がたまたま通過した後、もう車は来ないだろうと思い込む

「思い込み」で、特にミスにつながる原因として多いのは、2と5だそうです。


危険運転をする自転車が急増

また、最近では危険な運転をする自転車が急増しているそうです。「信号無視」や「歩道や車道を猛スピードで走る」など…。最近では、車道を走る自転車が多くなり、原付レベルの猛スピードで、車と車の間をすり抜けていく自転車を何度か見たことがあります。別に配達をしているわけではなく、恐らく通勤中の自転車です。時間的なあせりと、車が譲ってくれると思っているのであろうと推測できます。

日々のヒヤリハットから重大事故を未然に防ぐ

(重大事故) 対 29(軽微な事故) 対 300(ヒヤリハット)の重要性についてのお話もありました。これは「1:29:300の法則」とか「ハインリッヒの法則」と呼ばれ、労働災害の発生率を分析した比率です。1つの重大事故の裏には29の軽微な事故があり、そのまた背後には300のヒヤリハットが潜んでいるという意味です。

重大事故を起こさないためには、この日々のヒヤリハットを役立てなければならない。事故を未然に防ぐためにはどうするべきかを良く考え、情報を共有し、「危険予知」のトレーニングに役立てることにより、未然に防ぐように努めていくことの重要性を改めて感じました。

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NF安全運転適性テスト(B式)
NF安全運転適性テスト(B式)回答用紙の画像

適性テストを受けました。

後日、判定表が送られてきた結果を見てみると、とても良くあたっていると思いました。普段は意識していないことでも、「自分ってこんなところがあるのか…」と真摯に受け止め、冷静に自分を見つめなおす良いきっかけとなりました。

反省するべきところは、反省し、日々の安全運転につなげていきたいと思います。


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講習を終えて・・・
講師の矢木俊雄先生
右の写真は、今回の講習にお越し頂いた、近畿交通共済共同組合事故安全対策部の、矢木 俊雄 様です。
過去、実際に起こったさまざまな恐ろしい事故と、その原因や注意点などについて、独特な語り口調で教えて頂きました。
講習の最後に、「無事故を日々心がけ、笑顔で帰れるありがたさを積み重ねて行って下さい」とアドバイス頂きました。どうも、ありがとうございました。

経済は、人・モノ・金(+情報)が動くことで発展します。私たちの仕事は、その中の「モノを運ぶ」という役割りを担っております。経済を支える大切な仕事をしているのだという誇りを持ち、社会的責任を果たして行きたいと思います。

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