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東大阪西岩田倉庫が稼動「10拠点・2万坪超に」

2010年4月12日
No.844

総合物流企業の日本ロジックス(大阪府東大阪市)は3月16日に家電物流子会社の倉庫を買収し、新たな物流拠点として「東大阪西岩田倉庫」を稼働させた。同社が展開する「関西100キロメートル拠点展開構想」に基づき物流拠点を推進したもので、敷地面積は2167坪、倉庫の延べ床面積は3012坪。同社は、今年の夏ごろに大阪府内で約1000坪の倉庫を稼働させる案件が決まっているほか、さらに2000坪程度を運営する倉庫会社を買収する予定だ。

今回の買収は、売却先から話があって進めてきたという。楠本佳弘専務は「最低でも保管料だけで年間1億5000万円の売上を見込んでいる」と説明。また、東大阪西岩田倉庫は、関西での物流倉庫および自社便ありの配車機能を備える拠点展開の強化を担うため買収したという。

保管機能や流通加工機能、車両配車機能など総合的に物流事業を展開しているが、同社も景気低迷のあおりを受け、個々の既存顧客に対する売上単価や利益率は下がっている。楠本専務は「今回のように新規などでカバーしている状態で、車両運送部門では利益が出せず苦戦を強いられている」と厳しい状況を語る。

しかし、物流拠点の戦略的な構築や新たな案件の確保、流通加工の強化を目的にした倉庫会社の買収などに取り組むこので、「『倉庫の買収』『新たな仕事』『倉庫会社の買収』の三つで、約8億円の増収が見込まれる」という。「現状に満足しない徹底した改善の積み重ねが、人材育成につながっている。良い営業マンや社員に恵まれたことが大きい」。

同社は今回の買収などで、本社を含めた物流拠点は10拠点となる予定で、倉庫の延べ床面積も計2万坪を超えることとなる。


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