八尾営業所を開設 ― 事業積極展開、M&Aも ―
【大阪】日本ロジックス(楠本佳弘社長、大阪府東大阪市)が積極的な事業展開で業容を拡大している。1日に八尾営業所(八尾市)を開設するほか、年内をメドに東大阪市の会社をM&A(企業の合併・買収)する予定で、3月に東大阪市で購入した物流センターと合わせ営業も強化。2011年3月期に売上高40億円(前期比24.1%増)を目指す。
八尾営業所では住商グローバル・ロジスティクス(渡辺賢一社長、東京都中央区)と連携し、電気機器の保管から流通加工、特約加盟店への配送業務をスタートさせる。
2階建ての倉庫の1階部分と2階の一部を賃借、80人から100人程度のスタッフで行い、特約加盟店が回収した古い機器を新品同様の状態に戻す作業を手掛ける。日本ロジックスから管理者を数人投入し、作業を全体管理する計画で、年間3億~4億円の売上を見込む。
東大阪市の物流センターは、敷地面積が7,160平方メートル、地上4階建て、延べ床面積は9,950平方メートル。これまで物流企業が使っていた既存施設を、11億円程度を投入し購入したもの。
阪神高速道路13号東大阪先・荒本インターチェンジや近畿自動車道・東大阪インターチェンジに近い立地条件を生かし、関西圏を担う中核拠点と位置付ける。「大手メーカー数社からの引き合いが寄せられている」(楠本社長)という。
同社では「関西・関東圏100キロメートル拠点構想」に基づき事業を展開しており、'06年5月に埼玉春日部市で埼玉営業所・物流センター(延べ床面積5,940平方メートル)、'08年11月には滋賀県竜王町に滋賀営業所・物流センター(5,280平方メートル)、'09年3月にも三重県伊賀市で三重営業所・物流センター(6,960平方メートル)を相次ぎオープンさせるなど、拠点開設を積極的に実施している。
M&A予定の会社は述べ床面積6,600平方メートルを運営し、年間売上高2億円程度。楠本社長は「'10年3月期決算では、6,7年ぶりに売り上げが5%ほど下がった。今後、中部エリアでのM&Aも検討し、関東・関西を結ぶラインを強化していく。これまで常温帯の施設を整備してきたが、取扱品目を増やすためにも3温度帯を手掛けていきたい。人材面の教育に力を入れるとともに、既存顧客に対するサービス向上も進め、今期の売り上げ目標達成を目指す」と意欲をみせる。(落合 涼二)
物流ニッポン記事(PDF 181KB)
→八尾営業所の詳細を見る

